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歯医者が増えすぎて営利目的の破壊者に注意!不要な治療をされることも

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かなり前から言われている事ですが、歯医者が増えすぎていて、経営が厳しい歯医者もあるようです。かなり前のニュース記事で、コンビニよりも多い歯医者というのを見た事があります。

 

増えすぎるとどうしても経営が厳しくなったり、客の奪い合いが始まります。結果、営利目的で不要な治療をする歯医者もあるので注意が必要です。

 

そして、営利目的の危険な歯医者に関しての記事を発見しました。

news.livedoor.com

 

まず、冒頭からびっくりしますが、いい歯医者を見つけるのは難しいとのこと。

「いい歯医者を見つける方法を教えてほしい」という問い合わせが多く寄せられているが、実は歯科医選びほど難しいものはない。30年以上にわたり、臨床の第一線に立つ日本歯内療法学会・理事の小林優氏(東京・村岡歯科医院)は、麻酔で歯科医の資質が分かるという。

 

ちなみに、私も後程述べますが、不要な治療をする歯医者があります。

必要もないのに平気で歯を抜く歯科医が巷に溢れている、と怒りを露にする小林氏。そんな悪徳歯科医を見分けるポイントとして、「派手な宣伝広告」「スタッフの定着率」を指摘した。

「雑誌・ムックの名医特集の中には1ページ150万円といった値段で掲載できるものもあります。ネット検索の上位にくるようにしたり、バナー広告を出したり、広告費に多額の投資をしているクリニックは、その費用回収のために、営利優先の治療に走りますよね。それに、スタッフが定着しないクリニックは、適切ではない治療をしている可能性があります」

 

ちなみに、いい歯医者を見分けるコツに、ほとんどの歯科医に共通していたのが「スタッフの定着率が高く、待ち時間が短い医院」とのことです。

 

では、私が実際に経験した無駄な治療などを紹介したいと思います。

 

健康な歯を勝手に削るヤブ医者

歯医者は破壊者という言葉がありますが、健全な歯を削るヤブ医者には注意が必要です。そして、最近も嫌な思いをしたので、共有したいと思います。


先日、銀歯がとれて関係で、歯医者に通っているのですが、そのタイミングでほっぺを噛んでしまいました。その後、時間をかけて、口内炎ができてしまったのですが、その状態は最初に治療をしてくれた担当医の方も、「痛そうですね~、かんじゃいました?」という話になりました。


その後、歯の土台をとり、型をとりました。


問題なく進んで、治療の手際のいい先生だなぁと感心していたのですが、その後、その先生が不在で別の先生に治療してもらう事になりました。


そして、私の口の中を観て、突然、「痛そうだな~、噛んじゃいました?」と言われたので、何も考えずに「はい」と答えたのが失敗でした。


何と、土台と上の歯のせいで、この口内炎ができたと思い込んだみたいでした。すると、なんの説明や許可もなく、私の上の歯を削りだしたのです!


私は、今回の治療外の歯をなぜ削っているのかと思い、「どうして上の歯を削っているのですか!」と強い言葉で聞いてしまいました。


すると、その回答も微妙で、銀歯をはめるのに、土台が高いとのこと。では、下をけずればいいのでは?と話したら、「では、そうしましょう」との事。


実は、そのやりとりの中で、歯の映像をモニターに映しながら、話をしていたのですが、なんと、健全な歯を削ろうとしていたのです!


はっきり言って、意味が分かりませんし、事の発端は、治療前にほっぺたを噛んでしまった事が原因です。おかげで、無駄に上の歯を削られただけでなく、土台も削られたので、また、型を取られました。。。


なんて無駄な時間になったことか。


そして、今回の経験から思ったのが、医者が変わるのはよくないですね。特に引継ぎもまともにしていない場合、無駄な治療をする場合がありますし、今回のように健全な歯を削ろうとするなんて、意味が分かりません。


ちなみに、健全な歯を無駄に削る事は、歯の表面にあるエナメル質を削る事になり、虫歯になりやすくなるそうなので、要注意です。


突然、変な治療を始めるような歯医者は、その場で追及した方が絶対にいいです。歯は削られると元に戻りませんし、歯医者って意外と簡単に大事な歯を削ったりしますしね。


また、歯医者を変えて気づくこともありますが、治療方法があまりにひどいケースもあって、歯医者を変えた際に、どこで治療を受けていました?と聞かれたのですが、小声で「治療がひどい・・・」と聴こえて、唖然としたことがあります。なんかこの歯医者は怪しいなと思ったら、歯医者を変えるのも一つです。

 

患者に対して誠実な歯医者こそが必要とされる世界に

以前、歯の治療を本格的に始めてから気付いた事があります。それは”顧客に対する誠意とは何か?”という事です。


普段の仕事において、それぞれ顧客がいて、商品・サービスなどを提供していると思います。その中で、顧客の気持ちになって考えようとしても、中々難しいこともあるのではないでしょうか。


私の仕事はシステムエンジニアですが、様々な要因によりトラブルになる事は少なくありません。その際に、顧客にどのように報告するかで、顧客への信頼を失う可能性がある事を、歯の治療から学んだのです。


では、具体的に何から学んだかというと、少し前に、歯の治療をしていたのですが、訪問日によって担当する先生が替わったことから始まります。


【1本目の歯の治療】

最初に治療してくれた担当医Aさん。
※担当医が変わったことをわかりやすくするために、イニシャルにしています。


治療前に丁寧な説明をしてくれて、痛みもなく、前歯をきれに治療してくれました。


そこで、この歯医者さんは信頼できると思い、引き続き通う事にしました。


【2本目の歯の治療】

そして、2度目の訪問。


前歯の別の歯の治療についたのは、担当医Bさん。


ちょっと若そうだったので心配だったのですが、その不安は的中しました。

前歯の詰め物の隙間に虫歯ができているとの事だったので、詰め物を削って、虫歯を削り、新しい詰め物をしてもらいました。すると、以前はなかった歯の隙間がはっきりとできてしまいました。


個人的な感想ですが、担当医Aさんの治療とは、治療後の状態が全然違いました。


嫁に治療後の状態を見てもらった所、最初の歯は詰め物と歯の境がわからないそうですが、2本目ははっきりとわかるとのこと。


このあたりから段々、不安感が増してきました。


【3本目の歯の治療】

そして、3本目は担当医Bさんに下の奥歯の治療をしてもらったのですが、同様に古い詰め物を削ってもらいました。


その後、型を取って、仮の詰め物をしてもらったところ、、、最後に噛んで調整するように指示された為、仮の詰め物が横に広がってしまいます。


その為、会話をすると、どうしてもほっぺの内側を噛んでしまうのです。とりあえず、「噛まないようにすればいいか。。。」と思い、診療を終えました。


歯医者さんを出て、自宅に帰って1時間ほど過ごしたのですが、仮の詰め物でやはりほっぺをかんでしまいます。その為、だんだんほっぺの内側が傷になって耐えられなくなり、歯医者さんに電話しました。


すると、受付の方が「すぐ来れますか?」とのことだったので、すぐに訪問しました。


そして、再び、 担当医Bさんに診察してもらうことになりました。


私は「つけてもらった仮歯で、ほっぺたの内側を噛んでしまいます。既に、内側は傷になって話すのもつらい」と相談したら、「何とか噛まないようにしてもらうしかない。」と言われました。


私は「話すのも辛い状況なので・・・」と食い下がると、「では、付け直しましょう」と言われ、仮歯を付け直してもらいました。しかし、先ほどと同じ方法をとったので、状況は全く改善されませんでした。


結果、明日から仕事にならない旨を伝え、仮歯を外してもらいました。


そして、次の日、歯医者さんから突然連絡があって、「もう一度、歯の型をとらして欲しい。」と。


どうやら、担当医Bさんが型取りに失敗したもよう。


そして、至急、歯医者さんに訪問すると、今度は別の担当医Cさん登場。コロコロ変わる担当医に不信感を募らせていた矢先に、治療を始めると、なぜかドリルの音が。。。


その後、「型を取りなおすだけ」と説明を受けたにも関わらず、なぜか、再び歯を削られているのです。しかも、結構、時間が長い。。。


治療が終わると何事もなかったかのように「お疲れ様でした。」と言われました。


システムエンジニアの仕事で培った、物事を疑ってかかる心情で、「型を取りなおすだけなのに、どうして今日の治療で歯を削ったのですか?」と聞くと、担当医Cさんは、「歯に気泡が入っていたのに気付いたので、急きょ削りました。」と説明を受けました。


歯に対する専門的な知識はないので、そう説明されると頷くしかなかったのですが、ネットで調べても「気泡」は石膏を流すときとでてきます。調べれば調べるほど、不信感は募り、表情に出てしまいました。


そう、ここで気づかされたのです。


私の仕事はシステムエンジニアですが、実際に、トラブルが発生した時に、ごまかそうとする人がいます。その場をごまかしてうまくいけばいいですが、そうはいかないケースもあります。


その場合、トラブルの内容をごまかして、問題ないように見せかけて、その問題が大きくなってバレたとします。そうすると、顧客からすれば、「どうして問題を隠していたのか?」と憤慨するのが自然ではないでしょうか。


もちろん、熟練者が問題ないと判断したのなら、まだいいでしょう。しかし、問題を隠そうとするのは、経験の浅い人の場合が多いのです。


経験の浅い人が、問題を隠して放置する。一見、問題ないように見えて、実はそれが引き金になって、大問題につながるということがあります。結果、クレームにつながることは往々としてあります。


システムエンジニアという仕事柄、このように後から問題になる事は色々とあります。その原因はたいてい、コミュニケーション不足から引き起こされるものが多いのです。


誠実に対応すれば顧客に伝わる

 

仕事において最も重要なのは、”誠実さ”だと思います。 これを、今回の歯医者さんで経験できたのです。


最後の治療を終えたら、私は2度とこの歯医者さんに通うものかと思っていました。そして、3本目の詰め物をする時に、歯医者さんに行くと、受付で前回の治療の件を謝罪されました。


最初は、謝って当然だと思っていたのですが、最後の治療をしてくれた担当医Bさんに前回の治療の謝罪をされました。


そして、治療を終え、退室しようとすると、歯科助手さんにも、そして、受付で治療代を支払うときも、謝罪されました。私のイメージだと、軽く謝られて終わると思っていたのですが、まさかここまでとは想像していませんでした。


おそらく、上の方が、指示したのだとは思いますが、そこに誠意を感じたのです。


そして、最後に。


ビジネスで成功する為に、テクニックが重要視されることがあります。確かにテクニックは重要です。しかし、それ以上に、顧客に対する誠実さが必要不可欠だと思います。これは、何も顧客に限ったことではありません。社内も一緒です。


社内で信頼関係が築けない会社は、顧客から信頼を得ることは難しいと思います。


長くビジネスを続けていると、会社がしくみだけでまわるようになり、この誠実さが失われていきます。


某焼肉屋の食中毒問題もその類です。生肉を出したこれまでの慣習も問題ですが、衛生管理を怠った事が過失であり、顧客を裏切っている事につながるのです。


食中毒で亡くなる方がいます。そして、歯も削ってしまえば、2度とも戻ってきません。


今一度、自分たちのビジネスにおけるサービスとは何かを考える必要があると感じました。