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自己都合で会社を退職しても必ずハローワークに行くべき理由とメリット!

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これまで何度も転職をしてきたんですが、実は最後の転職までハローワークに行くメリットを具体的に知りませんでした。

 

というか、私もそうですし、人事も教えてくれなかった事もあり、退職ってよくするものじゃないから、意外と知らないで損する事がたくさんあるということを改めて知りました。また、自治体によって色んなサービスや補助もあるんですが、知らないと損することがあるので、この辺も学ぶべきことがたくさんあると思います。

 

そして、知らないと人生損するものの一つが、退職時のハローワークの活用です。私はこれまで自己都合の退職の場合、ハローワークを利用するメリットなんてないと思っていましたが、これが間違いでした。

 

自己都合の退職でハローワークに行く意味は失業保険ではなく再就職手当

直近の転職で、ハローワークに通ったんですが、これまで勘違いしていた事がありました。


それは、”自己都合で会社を辞めた場合は、3ヵ月の給付制限があるので、ハローワークに行く意味がない”と思っていたことです。


最後の会社の担当の人にも、「今回の退職は自己都合になるから、離職票いらないよね?」と言われました。


私もその時は、知識がなかった為、「確かにいらないかなぁ」と思ったのですが、その時は既に、東京から福岡へ移住する決心をしていたので、念の為、離職票をもらう事にしました。後からもらいにくと面倒かなと思い。


そして、色々と調べたり、ハローワークに直接問い合わせをして分かったのですが、自己都合の場合は、確かに3ヵ月の給付制限があるので、すぐに失業保険はもらえませんが、仕事が早く決まると、再就職手当がもらえます。


実はこの再就職手当の事を知らない人が結構いるので、知らないと絶対に損です。


例えば、基本手当が4000円の方で、所定給付日数270円の人が、支給残日数240日の時点で就職した場合、

4000円×240日×60%=576,000円


なんと、57万6千円も支給されちゃうのです!


このパーセンテージは、残日数によって変わります。また、自己都合で会社を辞めた場合は、待機7日後から1か月は、ハローワークか、職業紹介業者による紹介でないとダメなので注意してください。


一ヵ月経過すると、自分で見つけた仕事でも大丈夫です。多くの退職の場合、自己都合になる事が多いと思います。


その為、みなさん(過去の私も含めて)、3ヵ月の給付制限があるので、ハローワークに行っても無駄だと思って、リクナビとかですぐに転職活動を初めて、1か月くらいで就職しちゃう場合が多いと思います。


それを、この再就職手当の存在を知っていたら、ちょっとしたお金が入るので、ゆっくり転職活動が出来てしまうのです。


ただし、実際に手元にお金が入るのは、就職してから色々と手続きをしてからになるので、手元に全くお金がない場合は、すぐに転職活動をしたほうがいいですね。

 

転職者の約8割が利用しているリクナビNEXT利用時の注意点
ちなみに、職業紹介業者による紹介とありますが、国が認めた会社であれば、大丈夫です。例えば、転職サイトのリクナビはダメですが、リクルートエージェントはOKです。

 

ちなみに何度も言いますが、”再就職手当”は、ハローワークに通い、再就職が決まると、手当がもらえるものです。


仮に、自己都合であっても、7日間の待機後、一ヵ月経過すれば、自分で仕事を見つけても再就職手当はもらえます。


また、一ヵ月以内の場合でも、ハローワークか、国が認定した職業紹介所による就職であれば、再就職手当がもらえます。


その為、会社を辞めてすぐに仕事を始めるのでない限りは、ハローワークに行った方がいいです。


そして、注意とは、リクナビはこの職業紹介所に該当しません。つまり、ハローワークに行って、リクナビ経由で一ヵ月以内に就職してしまうと、再就職手当がもらえない事になってしまいます。


その為、私が利用したworkportやリクルートエージェントであれば、短期間で仕事を見つけた場合でも再就職手当がもらえます。

 

>>ワークポートの転職コンシェルジュ


正直、これまでの転職でこの事を知らなかったので、損していた事を考えると、失敗ですね。という事で、自己都合で会社を辞めた人も、ハローワークは通うのは当然ですが、再就職手当をもらう為には、期間に注意してくださいね。

 

ちなみに、離職票は要求しないともらえない会社もあるので、離職時には注意してください。まぁ、ちゃんとした会社なら離職時に説明してくれると思います。

 

転職で賃金が下がった場合”就業促進定着手当”が受けられる可能性があります

ちなみに、自己退職をして、ハローワークに通い、無事、仕事も決まり、再就職手当がもらえたとします。ちなみに、私は約30万円くらいもらえました。すごく助かりますね。

 

ただ、私のように地方にUターン転職する場合、多くの場合は賃金が下がる事になると思います。私も東京で働いていた時と比較すると、基本給は半額近くになってしまいました。


生活が厳しい一方だと思うかもしれませんが、期間限定になりますが、国がサポートしてくれます。


この辺りは、日本は弱者に優しい国だなぁと思います。そのサポートとは、”就業促進定着手当”です。


詳細は、以下を見てもらいたいのですが、、、

>>再就職後の賃金が、離職前の賃金より低い場合には 「就業促進定着手当」が受けられます


要は、再就職して給与が下がったら、その下がった分を再就職後の6か月間、支給してくれるというものです。ただし、上限があるので、差分の満額がでる訳ではありませんので、ご注意。


基本的な流れとしては、

①会社を退職
※基本は自己都合だと思います。

ハローワークに通う
※自己都合の場合、7日間の待機の後、3ヵ月の給付制限がかかります。

③再就職
※条件がありますが、再就職手当が支給されます。


そして、再就職が決まり、再就職手当を無事支給された後、以前の仕事よりも給与が下がっている場合は、”就業促進定着手当”の支給対象になります。


【支給対象者】
平成26年4月1日以降の再就職で、次の要件をすべて満たしている方
① 再就職手当の支給を受けていること
② 再就職の日から、同じ事業主に6か月以上、雇用保険の被保険者として雇用されていること
(起業により再就職手当を受給した場合には、「就業促進定着手当」は受けられません)
③ 所定の算出方法による再就職後6か月間の賃金の1日分の額が、離職前の賃金日額を下回ること
※抜粋です。


特に、都心から地方にUターン転職した場合、給料が下がる場合が多いと思いますので、この”就業促進定着手当”が支給される事になります。


”就業促進定着手当”はハローワークから再就職後の約5か月後に、自宅に送付されます。


ちなみに、支給額の式は以下になります。

【式】
離職前の賃金日額 - 再就職後6か月間の賃金の1日分の額 × 再就職後6か月間の賃金の
支払基礎となった日数


年齢などに条件があるので、上記のURLのPDFを確認してください。


紹介での転職や、同じ会社内での異動でない限り、給与が下がると思いますので、この制度は助かるのではないでしょうか。


新しい会社も、最初から高い給与を提示するわけにはいかない場合もあると思いますので、最初のロースタートはこういった制度を活用しながら、仕事で結果を出して、給与アップを狙うのがいいのではないでしょうか。


という事で、ハローワークは、自己都合でも通う価値は十分にありますので、退職して次がすぐに決まっていない方は、ハローワークに行きましょう!

 

まとめ

聞きなれない言葉が色々と出たのでまとめになりますが、まず、自己都合でもハローワークに行きましょう。

 

そして、再就職手当をゲットしましょう。すぐにリクナビなどを使って転職しないように注意です。リクナビを使ってもいいですが、待機から、一ヵ月経過すれば大丈夫です。

 

最後に、給料が下がった人は、就業促進定着手当をもらいましょう。知らずに転職したらこれからがもらえない訳ですから、それなりに損失になります。ただ、すぐにでも働きたい!という方は、もらわなくてもいいかもしれないですね。特に貯金がない場合は、すぐに仕事をしないと厳しいでしょうから、逆にすぐ仕事を決める事になるので、使えない可能性もあります。

 

転職時に、こういった制度がある事を知っていれば、活用もできますので、参考にしてみてください。