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孤独認知症高齢者の問題が浮き彫りに。70代女性の部屋がゴミ屋敷で異臭騒ぎ

少子高齢化の進む日本。今後、どうなっていくんでしょうかね。東京五輪とか、豊洲問題とか色々と日々ニュースで話題になっていますが、本当に無駄遣いが多い。

 

そして、今はまだいいですが、10年後、20年後、日本経済はさらに疲弊していくのは間違いありません。ただ、私たちは投票権を持っていたとしても、今の政治の古株が居座って根本改革ができないので、小池都知事のような、新しい改革者に期待するしかないのですが、まぁ、それをよしとしない人達が、反論してきて、微妙ですよね。

 

経済の衰退は避けられないとして、今後、大きな課題になってくるのが高齢者の様々な問題です。とにかく高齢者はお金がかかります。

 

年金などの生活費、病院費、介護費などの社会保障費。高齢者はお金ばかりかかります。人は生まれてから自立していきますが、最後は、赤ちゃんと一緒で、お金が再びかかるようになります。

 

まさに、ベンジャミンバトンのようなものですが、高齢になると起こる問題の一つとして、認知症があります。私の父親の母、いわゆるおばあちゃんも認知症になったんですが、認知症になると家族の世話が必要になります。

 

しかし、周りに面倒をみてくれる家族がいればいいですが、そうでない孤独認知症の高齢者はその存在が周囲の人からするとトラブルのもとになります。

 

こちら。

www.excite.co.jp

 

自宅や自室にごみをため込む「ごみ屋敷」や「ごみ部屋」。これらに対応する条例がない神奈川県南部のある市の県営団地では住民や管理会社、行政、福祉関係者らが1年以上にわたり、1人暮らしの70代女性への対応に苦慮していた。関係者がそのいきさつを語った。

冒頭から今の日本が抱える問題の深さについて考えさせられると思います。

 

500世帯以上が入居するマンモス団地の自治会幹部が「異変」に気付いたのは2013年8月。近隣住民から「臭いがひどい」と警察に通報があり、連絡を受けた管理会社の依頼で2階にある女性宅に行くと、階段を上った途端に悪臭がした。女性は入室を拒み、警察や行政は「本人や家族の同意がなければ手を出せない」という。女性の保証人は既に死亡しており、自治会幹部と管理会社の担当者は女性宅に何度も足を運んで「困りごとはありませんか」と声を掛け続けた。

 徐々に心を開いた女性の同意を得て、8カ月後の14年4月にようやく2DKの部屋に入ると、玄関付近に消臭剤が3〜4個、靴箱の上にはチラシや封書が無造作に置かれ、すぐ奥にはペットボトルを入れた大きな袋が。さらにコンビニ弁当の空き箱などを入れたいくつものレジ袋が高さ1メートルほど積み重なり、部屋には足の踏み場もなかった。台所も風呂もトイレも使えない状態で、食事やトイレはスーパーやコンビニで済ませているという。

 大変なのはこの部分です。”近隣住民から「臭いがひどい」と警察に通報があり、連絡を受けた管理会社の依頼で2階にある女性宅に行くと、階段を上った途端に悪臭がした。女性は入室を拒み、警察や行政は「本人や家族の同意がなければ手を出せない」という。”

 

仮に自分の隣の人がこんな状態だったらどうでしょうか。賃貸物件なら引っ越すという選択がとれますが、これが分譲だったら、逃げる事もままならない可能性がありますよね。

 

しかも売ろうにも、隣人の問題があって売れない可能性だってあります。いくら認知症や病気、身寄りがないという事があったとしても、これだけ周囲に影響を与える問題を起こしているんだったら、なんとかできる仕組みを作らないと、今回みたいに説得できればいいですが、説得できない場合、周辺に住んでいる人は本当につらい生活をしなければなりません。

 

階段を上ったとたんに異臭って、、、隣の部屋の人はどれだけ辛いんでしょうか。だって、臭いの元が隣の部屋の中だから、なんともしようがないですからね。

 

残りたい本人と声をあらげる自治会幹部のギャップ

よくある話ですが、高齢者ってずっとそこに住んでいるから、住まいを変えたくないという人が多いんです。例えば、赤字経営の夕張市の問題も、コンパクトシティを目指して、高齢者を説得してまわったそうですが、多くは住まいを変えたくないと反論したそうです。

一方で、同じ話を繰り返すなど認知症の疑いもあった。「ともかく近親者を探そう」と管理会社の担当者が部屋の奥に上がると、千葉県に住む親族からの2年前の年賀状が見つかった。連絡を受けて初めて状況を知った親族は「本人の生活を第一に考えてほしい」と施設への入居を求めたが、女性はここでの暮らしを希望した。

 市の担当者が「本人の意思を尊重して様子を見よう」と言うのに対し、自治会幹部らは声を荒らげたという。「本人にとって今の状態は危険。健康や生活が損なわれているのに、形ばかりの対応では事は前に進まない」

 

結局、女性は認知症で要介護2の認定を受け、14年秋に近くの高齢者施設に移ったとありますが、周囲に迷惑をかける可能性があるのであれば、そのままというのはちょっとないのかなと思います。

 

仮に、その女性の影響で、部屋から住人がいなくなるようなことがあれば、評判も下がるし、集められる管理費も下がってしまいます。

 

対応できるできないは結局条例の問題。さっさと改善して欲しい

 

記事にもありますが、対応できるかできないかは条例の問題だそうです。役所はルールに厳しですからね。

ごみ屋敷の問題に詳しい岸恵美子・東邦大教授(公衆衛生看護学)は「だんだん片付けられなくなるのはごく普通の人が陥るパターン。軽度認知症でごみの日が分からなくなることもある」と指摘。「条例があればもっと早く支援に乗り出せるし、親族調査もスムーズになる」と語った。

 

さらに、今回のニュースで思うのは、認知症って実は怖い病気かもしれないということです。

ごみ処理は市区町村の担当事務のため、ごみ屋敷を巡る国全体の状況は見えにくい。2009年には国土交通省が空き地や廃屋などと共にごみ屋敷を調べ、250の市区町村で問題があり、このうち72は「特に問題が大きいと認識」しているとの調査結果が出たが、件数は算出せず、その後、実態把握は進んでいない。

 ごみ屋敷になる理由はさまざまだが、近年は老化による体力低下や認知症でごみの分別など適切な処理ができない高齢者や、生活意欲が落ちて身の回りのことをできないセルフネグレクト(自己放任)の高齢者が増加。10年度の内閣府調査でセルフネグレクトの推計値は約1万人で、少なくとも2割超が「家の中はとても汚い」と指摘された。

 

今後、認知症や介護の問題はさらに大きな問題になります。特に認知症は重度になると、徘徊したり、以前もニュースになったJRの事故などにもつながります。

 

そうなった時に、企業の損失も大きいですが、それを請求する先もないのです。こういった負担が大きくなる前に、対策や選択肢を与えることを考えていかなければなりません。

 

最後に、、、記事にもありますが、

施設に入った女性は「(ここは)食事はすごくいい。友達もできたし、退屈しない」と話し、穏やかな表情を見せた。

 

とあります。実は、高齢者にとって施設は苦痛の場ではないんですよ。ごはんだって出てくるし。むしろ、生活能力のない高齢者を放置しておくことがたくさんの税金の無駄遣いになる可能性もあります。