インディアン・ペールエール インドの青鬼 苦みのあるビールが好きな方にオススメ
昨年末くらいから色んなビールを購入してどれが美味しいのか試しているんですが、強烈なインパクトを残して興味をそそっていたビールをようやく購入する事にしました。
そのビールとは、「インドの青鬼」です。
名前もインパクトがありますが、パッケージも中々怖い感じのイメージがありませんか?ちなみに、購入して飲んでいたら、娘がこの顔を怖がってしまいました。
エールビールの本場・英国の麦芽と米国の最高級アロマホップを大量に使用した、アルコール度数の高い、苦みのきいた高アルコールビールです。なんと、アルコール度数は7%!
インディアンペールエールの歴史は、大航海時代の18世紀末にさかのぼります。英国からインドまでの長い輸送に耐えられるようにアルコール度数を高め、さらに劣化防止効果のあるホップを大量に投入。その結果、苦みが際立つビールとして誕生したそうです。
色んなお店で売っていますが、レビューをチェックすると、苦みがたまらないとか、割と評価はいいので、これは飲まないと、、、と思い購入しました。
ホップをズドーンと味わうのだ!
こりゃ『芳醇苦口』って感じですね。ホップ使用量が通常の2倍以上だそうです。口に入れると、ペールエールらしい香り高さを感じます・・・・とその瞬間、ズーン、と強ーい苦味が!缶の裏側に、"魔の味" を知ってしまった熱狂的ビールファンの為のビール、とありますが、成る程上手いこと言いますねぇ。
最初の2〜3本は普通に冷蔵庫で冷やして飲んだのですが、なんとなく物足りなさを感じまして。
で、次からは野菜庫に保管して、取り出してからゆっくり時間かけて飲んでみました。
すると、やや温度が上がってきたぐらいの時に、香りも苦味も "ドヒャ〜ン" と来る感じです。よく知らなかったのですが、専門家曰く12℃がベストだそうで。旨くて苦〜いビールが飲みたい方に。
そして、購入したインドの青鬼です。ゲゲゲの鬼太郎を思い出しませんか?子供の頃によく見た水木しげる妖怪ワールド前回の外観。
アルコール度数7%のビールって初めてですね。
そして、早速飲んでみました。
まずは、香りから。うーん、なんかすごく刺激的な香りが広がります。しかし、かなり癖がありますね。
そして、いざ飲んでみたのですが、うーん、これは何だろう、すごく苦手な苦みです。
イメージはビールが飲めない子供の時に、初めてビールを口にしてこんな苦いものよく大人は飲めるな!と思った時の感覚に近いかもしれません。
すごく苦手な感じの苦みが口の中に広がります。そして、当然の如く後味もよくない。
人によって味の好みもあるから、嫁に飲んでもらいましたが、やっぱり苦手な味との事。うーん、苦みがあるのは確かにですが、ちょっとこれは好みがはっきり分かれるんじゃないかな。
正直、全部飲むのに頑張りが必要でした。鼻をつまんで飲んだら、わりと飲めたので、やっぱりこの香りが強烈すぎる事が問題なのかもしれません。
昨年から、色んなビールを飲んできましたが、このインディアン・ペールエール インドの青鬼は過去ワーストですね。
ちなみに、一番飲みやすくてフルーティーで美味しかったのがよなよなエール 水曜日のネコです。
このビールを購入しようと思ったのが、まず、パッケージの猫が可愛い事です。これ、女の人も好きなデザインなんじゃないでしょうか。
一瞬、ビールじゃなくてカクテル?と思うようなデザイン。これが新鮮でいいですね。そして、味も青りんごのような香りとあり、すごく興味が湧きました。
飲んだ感想ですが、まず香りが甘いです。フルーティな感じです。そして味もすごく飲みやすい。変な癖もなく、変な苦みもない。これは本当に美味しいですね~。
今年飲んだ中でも一番飲みやすくて美味しいです。特にビールが苦手な方や女性にもお勧めのビールです。
しかし、ビールを飲み比べて思いましたが、各社味が全然違いますね。すごく美味しいものもあれば、今回のように我慢しながら飲むようなビールもある。
もちろん、好みもあるので、この苦みがたまらないという人もいるでしょう。という事で、やっぱりビールは苦みだ!という人は意外と美味しいじゃん!という事になるかもしれませんので、トライしてみるといいかも。
インディアン・ペールエール インドの青鬼。パッケージと一緒でビールもかなり個性的なビールでした。