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お好み焼きの粉やパスタなどは放置しているとダニが大量発生し、アレルギーの影響も

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嫁から衝撃的な話を耳にしてしまいました。。。


我が家はお好み焼きをよく食べるのですが、たまにお好み焼きを食べてしばらく食べない・・・という人は注意が必要です。


特に大阪の家庭の場合、自宅にお好み焼きやたこ焼きが登場する事が多いと思います。


実は、お好み焼き粉、小麦粉でアレルギーを起こす人がいます。これは、小麦アレルギーではなく、実は違う要因なのです。


最近よく話題になっていますが、アレルギーの要因が小麦アレルギーではなくお好み焼き粉にひそんでいたコナヒョウヒダニやケナガコナダニによるものだったのです!小さなお子さんがいる家庭ならよくある、ホットケーキミックスでも同様の事が生じます。


えーっ、知らなかった~!では済まされない場合があります。特に小さなお子さんは抵抗力が弱いので、食べ物には注意が必要です。

 

そして、ダニは繁殖力が非常に強く、ダニの死がい、卵、糞便でも抗原性があり、加熱でもその抗原性に変化がないとのこと。

 

アナフィラキシーショックを起こした人も

こにより、自宅でお好み焼きなどを作って食べたらアレルギー症状が出たという人が相次いでいるようです。中にはアナフィラキシーショックを起こした人まで出ているということです。

 

>>開封後の粉製品は早めの消費を!|「食品衛生の窓」東京都福祉保健局

 

1 アレルギーを起こした事例

粉製品に混入したダニを摂取したことによる即時型アレルギー(アナフィラキシー)は1993年に初めて報告されて以来、国内外で59例報告1)されています。
症状は皮膚症状(全身の紅斑こうはん、じんましん、かゆみ)、呼吸困難が主ですが、意識低下、ショックなどの全身的なアナフィラキシーが生じる場合もあります。このような症状は、摂取した直後から1時間以内に発症しているケースがほとんどです。
これらの事例はダニが混入したお好み焼き粉やミックス粉等の粉製品を使用して加熱調理した料理を食べたことが原因と考えられています。多くの例において、原因となった粉製品は、開封後に数ヶ月間から数年にわたって室温保存していたものであったことが報告1)~3)されています。
発症した人は全員がダニアレルギーでしたが、それまでアレルギー症状が出たことがなく、自分がダニアレルギーを持っているという自覚がなかった人もいました。

 

ちなみに、、、このアレルギーの病気、珍しい病気であり、長引く事もあるので注意が必要です。実は、私も最近、この病気になりました。

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ちなみに、粉ものを保存しておいて、長期間にわたって使うのはすごく危険だし、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。一番いいのは、すぐに使い切る事ですが、そうは言ってもすぐに使い切るのは難しいと思います。


その為、保管方法を考慮する必要があります。例えば、暗い場所だから大丈夫と思って、そのまま保管しておくのは危険で、ダニが繁殖しにくい環境で保管しておくのがいいですね。


例えば、ダニの繁殖には気温25〜30℃、湿度60〜85%が適しているといわれています。ダニが繁殖しないよう温度・湿度の調節を心がける必要があります。


この事を考えると、常温で保管しておくのは危険だという事が分かりますよね。その為、冷蔵庫に入れておく事で、ダニの繁殖を減らす事ができます。


例えば、冷蔵庫の室温は3~6℃程度に設定されている事が多いですから、粉物は冷蔵庫に保管しておくことが望ましいですね。


また、小瓶などに細かく分けて保管したとしても、完全にダニの侵入を防ぐのは難しいので、やはり一番いいのは保管場所を考える事でしょうね。


そして、ダニのアレルギーによって、ぜんそく、じんましんや皮膚の赤み、かゆみ、下痢、腹痛、動悸、嘔吐、鼻づまり、目の充血、意識低下などの症状が発生する事があります。


これからの時期、特に梅雨の湿気が多い時期はダニが大量発生する可能性がありますので、こまめの掃除なども行う事がたいせつですね。特に小さなお子さんがいる家庭は、ダニの発生を防ぐためにもこまめに部屋の掃除、換気を心がけましょう!