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残業時間に“上限”議論スタートから考える企業の繁忙期とコストの問題

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残業についてみなさんどう思いますか?

 

実は、この残業、嬉しかったりするし、辛かったりするし、残業代が出るのは助かる人もいるんですよね。今は、フリーランスとして働いているから、定時で帰っても全然、気になりませんが、以前は、派遣会社で激安の給料で働いていたので、残業しないと厳しかったです。

 

つまり、残業が有難い人もいるんですよね。ただ、なんでもやり過ぎたらだめで、東京で仕事をしていた職場で、過酷な勤務時間で働いていた為、髭(ひげ)に白髪が混じるようになりました。

 


しかも、結構目立ちます。。。

 

過残業が与える体への影響
当時、残業が最大で150時間以上になり、最初の2週間で90時間を突破しました。最初は残業代を稼げるから、おいしいと思っていたのですが、どうやら年齢の壁はものすごく大きいことに気が付きました。



30代を境に、一気に体の変化が起こるわけではありませんが、20代の頃と比べると、体の衰えを感じ始めます。その一つが、お酒です。

 


20代の時は、かなり深酒をしても、なんとか翌日起きれていましたが、30代を過ぎてから、深酒をし過ぎると、朝起きた時に心が折れて、2度寝、そして、体調不良で午前休なんて事もあります。

 


若いころは体に無理をしてきましたが、30歳を超えると徐々に体に変化が起こってきます。一番顕著に気づくのは、体が太りやすくなる事です。

 


20代の頃は、少々食べても太らないという人がいると思いますが、30代になると、ちょっと油断すれば簡単に太るようになります。特にお腹周りは、脂肪でタプタプです。

 


私の周りの同僚も、酒好きで運動をしない人、食事に気を付けていない人は、メタボ診断されていますので、注意が必要です。

 


同様に、体に無理も効かなくなってきます。今回まさにですが、髭が白髪になったのも、まさに今回のハードワークがきっかけです。正直、30代を超えて徹夜作業というのはあまりやりたくないものです。

 


以前、”すき家”の業務時間があまりに過酷だったので記事にさせてもらいましたが、アルバイトの人で、休憩時間もまともにとれない人がいたそうです。しかも、夜勤は一人で仕事をしなければならないので、トイレ休憩も難しい場合があるそうです。ブラック以外の何物でもないですよね。。。

 


過酷な労働は体だけでなく心にも影響がある

自分が気にしているのは、過酷な労働は、体だけでなく心にも影響がある事です。

 


以前、ある大手企業で徹夜ばかりの人が増えた為、ビルの上層階に宿泊できる場所を用意したそうです。

 


私はその話を聞いた時、「いい企業だなぁ」と思ってしまいましたが、実際は逆で、宿泊できると分かっているから、平気で遅くまで仕事をする人が増え、自宅に帰らない状況が続くと、プライベートがなくなり、精神的に参ってしまった人が続出したそうです。

 


確かに、自分も忙しい時でも、なんとか自宅に帰ろうとしたのは、自宅は安らぎがあるからなんですよね。会社だと寝た気にならない。

 


そう考えると、人には安らぎが必要です。その為、非人道的な職場環境は改善していく必要があります。

 


私のブログのテーマは、人生を謳歌する事が含まれています。その為の努力は惜しみませんが、体を不健康にしてまでやろうとは思いません。

 


体が健康であるからこそ、人生を謳歌できからです。

 


稼ぐ為にハードワークするのはかまいませんが、やり過ぎると、体も心もボロボロになっていきますので、今回の私のように、危険信号が体から出たら、本当に危険な状態になる前に、対処する事をお勧めします。

 

残業時間に“上限”議論スタート

こういった前提から、あるニュースを見つけました。こちら。

 

news.livedoor.com

 

長時間労働をなくすため、厚生労働省は事実上、無制限の残業を課すいわゆる「36協定」などについて専門家の会議を立ちあげ、残業時間に上限を設ける方向で議論を始めた。

 9日に開かれた厚生労働省の検討会の初会合では、労働基準法36条に基づいて、経営側と労働者側が結ぶ「36協定」などについて議論が行われた。

 この協定では、労使が合意すれば上限を設けて残業させることができるが、繁忙期などに備えて、「特別条項」を設ければ、ひと月の残業時間の上限を無制限に決めることができる。これが長時間労働の原因の1つだという声を受けて、検討会では残業時間に上限を設ける方向で議論を始めた。

 その一方で、労働時間を減らすには、制度を厳しくするだけでは不十分で、大企業と下請けの関係なども見直すべきという意見も相次いだ。

 

労働時間を減らすこと、上限を決めることが本格的に?議論されることになりました。私が思うのは残業自体は否定しません。しかし、、、働き過ぎ、過残業は続くと、体や精神を壊してしまう可能性があります。

 

だから、上限を決めるのは大切です。残業ゼロは難しいです。しかし、、、100時間以上が続くと、病んでしまいます。その為、繁忙期だから仕方がないという考え方自体を無くすべきです。

 

そもそも、派遣が多いんだから、繁忙期に合わせて人を入れるようにしたらいいんです。人一人入るだけで全然楽になることがありますからね。

 

人を抱えるのはコストになります。だから、派遣会社という存在はとても便利だと思います。こういった仕組みを上手に活用して、1人の人に異常な残業をさせることを止めさせるべきだと思います。