「若いうちの苦労は買ってでもしろ」 努力、苦労は後から活きてくる
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」 という言葉があるように、若い時に努力したほうがいいとよく言われますが、それは間違いないと最近痛感しています。
私は大学を出てプラプラしていて、特に何の目標もなかったので20代は建築系の日雇いの仕事をしていました。ただ、その後、将来にリスクを感じて20代後半でIT業界へ転職する訳ですが、もっと早くIT関連の仕事に就けばよかったと考えてしまいます。※過去は変えられないですが。
人生の変化は、周りの変化によっておきます。例えば、私があのまま日雇いの仕事を続けていたら、今のようなブロガー活動は決してしなかったでしょうし、かつて、輸入ビジネスで稼いだ実績もついてこなかったでしょう。
私は幸い、自分が変わるチャンスの嗅覚だけはあると思っていて、日雇い作業員をしている時に、後輩が突然、専門学校に行き、その後、東京のＩＴ関連の会社に就職してしまいました。
そして、たまに広島に後輩が帰省した時に飲んだりしていると、今の自分とは遠い世界に行ってしまった気がしました。
そこで、ようやく目が覚めて、覚悟を決め、未経験でも雇ってくれる広島のIT関連の派遣会社に就職し、そのまま千葉に引っ越しました。これまで広島以外で働いたことがなかった自分が、その覚悟ができたのも、後輩のおかげです。
もし、その出会いがなかったら、今頃どうしているか分かりません。ちなみに、建築現場の日雇い作業の仕事は、将来的にずっと食べて行けるような仕事ではないです。多くの人が、本業の片手間で暇な時に来ていました。もちろん、専業で日雇いやっている人も中にはいましたが、出たり入ったりです。
仕事も建築業界が不景気だった為、毎日ない事もありました。その為、暇なときは月収10万円程度という事もありました。もし、あの時、覚悟を持って転職していなかったら、今の嫁にも相当辛い思いをさせているかもしれません。
若いうちに経験した苦労が年を重ねた時に活きてくる
若いうちに様々な困難な環境を経験する事はとても重要です。私も、20代後半まで体を使う仕事を中心に行ってきた為、そのしわ寄せは、IT業界に転職した時に一気に訪れました。パソコンに全く触れずに生きてきた為、shutdownの意味すら分からない状態で、IT業界に転職してしまいました。
私の当時の仕事はネットワークエンジニアでしたが、まずは、パソコン、そしてOfficeの操作を憶えるところからスタートしました。さらに、ビジネスマナーも出来ていなかったので、最初の一年は覚える事ばかりで、必死でした。
自分の経験から言える事ですが、20代後半からでも、危機感を感じ、人よりも努力をする事で、成長する事は全然可能です。もちろん、早い時期でこの事実に気づき、自ら進んで困難な道を選んでいくことで、加速度的に成長する事ができます。
また、最近の仕事で、残念な30代に出会いました。目の前の仕事が辛いのか、彼はこの苦労から逃げる事だけ考えて、人としても、仕事においても成長する事がなく、30代に突入した為、使えない人材になってしまっているのです。また、30代になって使えない人材としての烙印を押されてしまうと、どこにいっても辛い経験をしていく事になります。
世の中では、年齢に合わせた能力を要求されます。エンジニアであれば、30代半ばまでに最低でもリーダーの役割を経験しておかないと、給与アップも難しくなりますし、何より使いにくい人材になってしまいます。
若い頃の業務の不安は試行錯誤と場数で払拭できる
年齢を重ねる最大のメリットは、経験の数です。様々なトラブルを乗り越えた経験から、新しいトラブルに経験した時に、過去の経験を活かして乗り越える事ができます。
逆に、楽な道ばかり選んできた人は、過去の経験を参考にできない為、「どうしたらいいか、わかりません。」と平気で言う人がいます。
また、リーダーを経験していないと、責任感も生まれない為、すぐに人に頼ろうとします。また、自己解決能力もつかないので、誰かの下について、指示されたないと動けない人間になってしまうのです。
しかしながら、若いうちは、経験も少ない為、どうしても楽な道を選ぼうとしてしまいます。しかし、困難が大きければ大きいほど、それを乗り越えた時の経験値も、メタルスライム級からはぐれメタル級の経験値を得る事ができるようになります。
実は私も、仕事に人がついたのは数年前くらいからで、この業界に入って5年近くは試行錯誤の繰り返しでした。ただ、様々な経験や結果から、徐々に自信がついてきて、今では自分の想像していたよりも評価をもらえるようになりました。
私は才能がないほうなので、努力を惜しまないようにしています。その努力の結果こそが、実績となり、自信となると思っています。もし、困難から逃げ癖ができてたら、今の自分はなかったと思います。
日々の仕事は、自分自身を成長させる為に、必要不可欠な要素です。その為、目標が明確であれば、自分が何をすべきかどうか、明確になっているはずです。
逆に、目標がない人というのは、上の指示に従うだけの、自立性のない人間になってしまいます。重要なのは、「自分自身がどうなりたいか？」だと思います。
人との出会いで自分は変われる
私はIT業界で仕事をしてきて、何度、心が折れたか分かりません。そこから前向きになれたのも、現場で出会った素晴らしいエンジニアの存在なくして語れません。
今の自分を成長させてくれたのは、強い精神で困難を乗り越えた先輩、上司の存在があります。まだまだ、その人たちの足元にも及びませんが、そういった出会いは自分をプラスにしてくれます。
また、幸い、私の場合は、副業で稼ぎまくっている人が周りにいたので、サラリーマンを頑張りながら、副業も頑張るという発想ができたことが今につながると思います。
結果的に、今も新しいチャレンジの最中ですが、将来の幸せの為に、日々、エキサイトして人生を過ごしています。
これも、ブロガーとして本気で活動するきっかけを与えてくれた人がいるからです。そして、ブロガーとしてLivedoorブログを使い、約3年間、空いている時間はすべて投資し、このブログを少しずつ成長させていきました。
ブログをやっていなければ、今、福岡に移住できていないと思います。最初、私の人生を変えてくれたのは人との出会いでした。そして、その様々な出会いがブログを始めるきっかけになりました。
そして、今は、ブログのおかげで人生の選択肢が広がりました。
そして、若さはエネルギーだと思います。こういった時間の投資ができるのも、私がまだまだ若いからだと思います。地方へUターンにしたって、フリーランスへの転身だって、これまでの努力がなければ、できなかった決断です。
そして、その努力も自分の体力があるからだと思っています。若いうちは体力があるので、多少の無理がききます。だからこそ、若いうちはいろんな事にチャレンジした方がいいと思います。そうした様々な経験が自分を成長させていくのだと思います。
人生は一度きりです。だから、後悔しないように自分の好きなことを見つけ、真剣に続けていれば、何かしらの成果が出せると思います。
私の好きな著書の中に、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」があります。
自分の好きな事、やりたい事を追及していけば、必ず成功すると信じています。
重要なのは、周りに合わせて生きる事ではなく、自分の思うような人生を歩めるかどうかだと思います。その為にも、このブログで大きな成果を出したいと本気で思っています。
頑張れるうちに、一生懸命行動する事ですね。それが必ず後になって結果としてついてくると信じています。
