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東京都知事選挙は間近!私たちが支払っている税金は本当に無駄遣いはないのか?あちこちで見る浪費

明日の都知事選を前にして、テレビも都知事選の話題と、相模原19人刺殺のニュースばかりですね。こんなに短期間で都知事が決まるのもすごい事ですが、実際によくなるかどうかはバッサリと税金の無駄遣いを削れるかどうかですね。

 

税金の無駄遣いをばっさり削るにしても、実はそれで仕事ができていたり、潤っている人たちがいる訳で、実は難しい部分って色々とある気がしますが、税金の本当の無駄をなくし、本当に必要な物に使ってくれるなら都民は助かります。ただ、個人的には都知事も大事ですが、地方自治体も含めて無駄な税金を使うのは止めて欲しいと思う事があります。

 

地元の川辺が整理されて運動器具が設置されていた!

以前、地元の広島に仕事の関係で久々に戻って税金の無駄遣いを目の当たりにしたことがあります。


それは、いつも通り、運動不足解消の為、ランニングをしていた時のことです。いつもは大きな公園の周辺を走る事が多かったのですが、気分を変えて川土手に向かいました。


すると、久々に戻って気づいたのですが、川土手がすごく整備されていて、きれいな歩道ができていたのです。ここまではいいとしても、なんと、きれいなトイレと運動器具が取り付けられていました。


正直、「これって本当に必要?」というものが作られているのです。


例えば、この土手に建てられたトイレですが、一度作ってしまった以上、メンテナンスや中の清掃などで人件費や維持費もかかるでしょう。


他にも以前、東京で仕事をしていた時にみかけたものですが、仕事の移動中に都内某所でたまたま見つけたのでですが、川に奇妙なオブジェクトがありました。

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「他に税金の使い道として必要なものってあったんじゃないの?」と真剣に考えてしまいました。


よく聞く話ですが、地方公共団体では、予算を少な目に提示すると削減するようになる為、予算は使い切るという方針があると聞きます。実際に、仕事で携わった人の話だと、予算を使い切る為に、不要なシステムの増築やリプレイスなどを行う事があるそうです。


これは地方公共団体に限らず、企業でもよくある話ではありますが、税金が使われる地方公共団体は話が違います。


私たちの大事な税金を使い切る事が目的になっているのです。企業は経営が難しくなったらコスト削減しますよね?オフィスの家賃が高ければ、より安い場所に移転したり、人件費が高ければ、給料削減、リストラしたり。。。


自治体も同様に、コスト削減を考えなければならないのです。よくテレビで何十年前の古い計画が、今の時代にマッチしないにも関わらず、強行的に施行されるという話を聞きます。その結果、地域の住民が反対運動を始める。


残念ながら自治体の人間も所詮はサラリーマンと一緒です。大きな仕組みに疑問を持っていても、流れを変えるような人は中々いないでしょう。多くのサラリーマンもそうですが、正しい事と思った事よりも、組織(上司)や会社が正しいと判断したことをやる。


わざわざ、大変な思いをしてまで、間違っている事を指摘するよりも、間違っていると知りながら従う方が圧倒的に楽なんです。サラリーマンも一緒です。上司や会社の愚痴をいいながらも、従っているのです。

 

実際に税金で使われている内訳を私たちは知らない
そして、メディアで取り上げられるような事は近所に住んでいないから、他人事のように感じますが、実際には日本という同じ器の中にいる為、他人事ではないのです。


ちなみに、これから私たちが搾取される税金は増えていきます。その大きな原因は少子高齢化です。これは減る事は決してありません。むしろ増えていきます。


この情報は厚生労働省が公式サイトで発表していますので、以下を参考にしてください。 

www.mhlw.go.jp

 

見て欲しいのが、社会保障給付費の推移です。

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この数十年で圧倒的に増えている事が分かります。1960年辺りから増えだして、信じられないほどの金額に膨れ上がっています。


年金制度が崩壊する理由がわかりますよね。数字を見ていればもう完全に崩壊です。


ちなみに、2060円にはここから、単純計算で倍になる訳です。さらに、少子化によって現役世代から得る事ができる税金も減ります。これは想像を絶する状況に追い込まれている事が分かります。


実際に、年金制度が作られた時代に、これほど高齢者が長生きするとは想定できていなかったそうです。高齢者が増えれば、必然的に、年金と医療、そして、生活保護などの社会保障に必要なお金が増えていくわけです。

 

これをただ必要だから税金を増やしましょう!ではダメなのは分かっています。その為、以下にこれからの必要になるお金を上手に使えるか、もしくはその為には仕組みを変えないといけなかを検討する必要があるのです。お金がないから補填しようでは、結局、必要な税金が増えるだけです。

 

そして、これからの日本は少子化によって現役世代から得られる税金は減るのです。待機児童問題にしかり、少子化対策自体が不十分ですし、先ほどのモニュメントにお金をかけるくらいだったらもっと、本当に必要な保育施設、保育士の給与などにお金を出した方がいいです。


何も考えずにこれからの日本を生きていくか、今から準備して何かあった時の事を考えて行動するかで今後の人生は大きく変わっていきます。


日々の行動の一つ一つが将来の自分を決定していきます。今の日本において本当にこの国をなんとかよくしていきたいと思っている人はどれくらいいるのでしょうか。。。